急なオンライン化で高校から悲鳴が!?
公立伝統高の進学指導の先生方からも「共通テストは本番でどう点が出るか?ようわからん」とのことです。9割や800点以上取れる高得点者が激減し、模試毎に成績が上下し安定しないのは事実なので、終盤の追い込みが効いた昨年までのセンター対策とは異なる感触なのでしょう。
市販される共通テスト予想問題の他に、学校向けの問題集があります。河合の英語問題集を手に入れましたが、リーディング8題、リスニング6題もオリジナル問題が載っていて格安なお値段でした。これまでに解いた予想問題も60題を超えました。これだけ解くと共通テスト英語の路地裏まで見えてしまう感覚です。入試英語オタクなので全く苦にならず、寧ろ楽しんでいますが♪
文部科学省は新型コロナウイルスの感染が広がっていた5月、全国の大学に通知を出し、感染防止に配慮するため入試方法の工夫を要請した。その後各大学は本学会場で試験を受ける従来の方法から、オンライン面接やプレゼンテーション、リポート提出などへの切り替えを進めてきた。
ところが、9月15日に大学入試の先頭を切って出願が始まった総合型選抜(旧AO入試)を含めて、こうした大幅な切り替えは異例のことで、学校現場では混乱も起きている。
10月に全国高校校長協会が行った調査では、高校側から不安の声が相次いだ。
★家庭の通信環境が整っていない生徒から「高校で大学のオンライン面接を受けさせてほしい」と頼まれたが、高校も通信回線が不安定
★自治体のセキュリティーの規制で、大学が指定するサイトにアクセスできない
★10月になって大学から急にオンライン面接の実施を要請された
などといった内容だ。
週末に実施されるオンライン面接などを高校で受ける生徒に対応するため、福井県教委は10月、全県立高校で今年度に限り、週末に勤務した教職員には振替え休日を取れるように配慮したという。
首都圏の有名私大の一部の学校推薦型選抜では小論文の試験方法が変更され、試験当日、大学がメールで高校に問題を送信し、高校側が印刷して受験生に書かせ、試験終了後30分以内にPDFファイル化して返信する。だが、高校側から「すぐPDFファイルにできない教員がいる」といった不安の声が上がり、大学側は「何らかの救済措置を考えたい」として対応策を検討している。
河合塾教育情報部は「今後も試験方法の細かな変更は大学のHPなどで公表される。例年以上に定期的なチェックが必要」と注意を喚起した上で「着実に学習を積み上げていく基本は変わらない。受験生は焦らず、ベストを尽くして欲しい」と語る。
当塾では生き馬の目を抜く国際金融の世界で情報収集に命をかけてきた講師が、塾生の志望校の動向を日々チェックしています。先月いきなり香川大医学科が共通テストの英語・数学の配点を半分にし、全配点の6%分2次重視にしてきたのも数日遅れで察知し、生徒さんにお知らせしました「今の時期になっていきなり変えないで!」とお願いしたいですが…