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共通テスト導入後の配点について

Apr. 17, 2019 その他

新規ご入塾いただきました!理系男子と同じ伝統校の文系女子の方で何と最高学府を目指されています。偶然にも私がAFSの米国高校留学から帰国後受験した学類と同じ志望ですので是非とも目標達成していただきたいと思います。(1次マークで9割を優に超えながら2次数学の確率問題で余事象に気づかず撃沈してしまったという苦い経験をしておりますので私の分まで頑張ってほしいです)

大変ご熱心なご家族でご両親とも生徒さんと一緒に日曜日の朝にも係わらず説明会においで下さりました。(日曜は徳島の中高一貫校で親戚の女子達が私の授業を待ち望んでくれているので朝早くから本当に申し訳ありませんでした)

その際ご父兄と話題になったトピックとして、
①地方国立医学科などセンター比率の高い大学の配点が共通テスト導入後、東大・京大のように2次記述重視に変更されるのではないか?
これに関しては、来年度から急に2次重視になることは考えにくいと思われます。むしろセンター試験より難化するのは確実なので「選別のツール」として効果を発揮する1次マークテスト重視は続くと思います。

②2次英語にリスニングがある東大はセンター英語リスニング50点を無視してきましたが共通テストで100点に倍増するリスニングも無視するのでしょうか?
これに関しては、1次リスニングも含めた英語200点を加点するのではないでしょうか。センター英語よりも難度が上がるうえ、民間テスト利用に消極的な動きをした分、文科省に義理立てして共通テストリスニングは加点となるような気がします。そうなると東大受験者は1次、2次と2種類のリスニングを乗り越えなればならなくなります。リスニング対策絶対必要ですね!

岡山大など総合大学の医学科は他の理系学部との共通問題でどこもかなり高得点争い(1次センター90%前後+2次記述80%以上は普通)なので2年後も共通テストの高得点が必要条件という形は変わらないと予想されます。標準的な数学・理科の記述問題で差がつかず2次逆転するのは困難なので理系の生徒でも共通テストの英語、国語できっちり得点していないと厳しいでしょう。また共通テスト国語・数IAで記述部分が自己採点しずらくなり難易度も過去のデータが使えず未知数なので合格ラインが読みづらくなりますね。しっかりとした受験戦略が必要です。

スーパーイングリッシュでは共通テスト模試の英語問題の傾向分析のみならず、講師が得意のデータ分析を駆使して生徒さんに最適の受験対策、志望校選びなどの「付加価値サービス」も提供しております!