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大学入学共通テスト対策塾

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ポジティブに考え、本来の力を

Feb. 22, 2023 その他

新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念される中、大学入試もいよいよ国公立大学の個別試験だ。塾生の皆さんがくれぐれも感染しないようにと祈りながら日本の最難関大学に数えられる複数の旧帝国大学に送り出した。特に今年の高3生は高校入学時から3年間ずっとコロナ禍で苦労してきただけに、何とか現役合格を手にして欲しいと願うばかりだ(幸運にも塾生が受ける学科全てで昨年倍率を下回っている)。

以前併願が何校もできる私立医大入試と主たる前期入試で1校しか受験できない国公立医学科入試は別物だとコメントしたが、受験人生を賭けた本番で共通テストと2次試験の2回共に100%の力を出すのは誰にとっても難しい。失敗してはいけないと考えるほど、結果を現実以上に思ってしまい不安な気持ちが強くなる。

人は不安になると、うまくいっていないことにより敏感に反応するようになる。そうした反応は危機が迫る際には身を守る重要な役割を果たす。が、試験の本番では自分の足を引っ張ってしまうリスクとなる。

緊張の中、試験会場で問題に取り組んでいるとき、うまく解けない問題が出てきて焦るのは、解けない問題があることを大きく考え過ぎてしまうからだ。入試では満点ではなく合格最低点を相対的に取れれば受かる。解けない問題があっても当然なのに、いざ本番の場ではそのように考える余裕がなくなってしまう。

一見わからない問題に出会っても、他の問題を解いて取り返せばよいと考える余裕を持つようにして欲しい。自分がその問題を解けないとすれば、他の受験生も解けない難問だろうと考えれば、心に余裕が生まれる。よくない可能性に縛られるよりも、いろいろな可能性を前向きに考え、できるところから取り組めば、本来の力を発揮できるようになる。心の安定こそが大切です。”Be positive! You will be all right. I’m really honored to work hard towards your dreams together!”