大学合格実績の見せ方
毎年高校、予備校などが大学合格者数を発表し実績をアピールしています。しかし、様々な方法で水増しして実態をごまかしている場合が多いので気をつけなければなりません。実際の大学進学者数まで発表している高校は全国でも少ないです。
①すごく自信があり正直な高校
東京のTop男子校、筑波大附属駒場、開成などは合格者数、進学者数を現役・浪人まで分けて公表しています。複数校合格がある私立大の実進学者数も分かるので水増しはありません。これは本当に自信のある学校しかできません。
②普通に正直な高校
延べ合格者数のみ発表。医学部合格者数は国公立、私立医学科に分け、1次合格だけでほとんど進学しない防衛医大合格者は分けて正直に公表する。しかし私立大の進学者は発表しないので、合格者数は複数合格の分水増しになってしまいます。
③合格者水増しする医専予備校など
私立医大合格者を延べ人数で出し合格者総数を水増しする。しかも無料直前面接講座の参加者なども合格者に含めたりする。岡山校もあるF学院やMラボなどは闇が深い医専予備校。自称進学校の一部は「医学科合格者合計」の中身は複数の私立医大受かったほんの数名で国医はゼロだったり、「医・歯・薬学部合格者合計」として私立薬学部合格者で数を多く見せたりしています。
④現役・浪人を分けない高校
岡山朝日のように補習科で面倒見てくれる学校を除き、高校の功績は現役合格率だと思います。駿台や河合塾など予備校が再生した浪人の合格者数を現役と合計して「うちの高校の実績でーす」を自慢するのはいかがなものかと思います。
私立医大の偏差値にも気をつけた方がいいです。高い偏差値は多くの場合、国公立医学科が第1志望で、私立を滑り止めで受けた正規合格者の偏差値で、実際に進学するのは寄付金をいくら出せるかで繰り上がる補欠合格者が殆どです。やたら私立医大合格延べ人数をアピールする医専予備校にはご注意を!
講師は現役合格するための内職を見逃してくれた母校の恩義に対し早慶上智6学部合格=合格者6名で恩返ししました。特に私立大学の延べ合格者数をアピールする高校にも要注意ですね。1人で複数学部合格してる場合が多いので。
スーパーイングリッシュでは少人数ながらも現役合格率にこだわりたいと思います。現代経営学の父ピーター・ドラッガーは言いました。「変化はコントロールできない。できるのは変化の先頭に立つことだけ」と。入試英語改革に挑戦する孤独な戦いですが、生徒さんの現役合格を果たすためにベストを尽くします!