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大学入学共通テスト対策塾

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生徒が本当にできるようになるために

Aug. 02, 2020 その他

岡山大医学科に30名近くの合格者を輩出したベテラン数学講師が「教えすぎないことがうちの塾の特長だ」とおっしゃっていました。大した実力のない教師は解法を渡すだけ。楽ちんですね。しかし、良い教師は「教えた後も生徒自身に考えさせるために曖昧に教える」とのこと。まさに同感です!その方は自分のやり方を「塾経営上の欠点だ」と正直に語っていました。

なぜなら、そのような教え方では生徒が均等に伸びず不公平感が生じるリスクがあるからだそうです。なので大手塾の多くは、特に飛びぬけて伸びる生徒を作らないように、単なる反復練習でそこそこ均等に生徒の成績を上げるという塾経営上の基本を守っているのだとのこと。うちの塾生も参加後全員伸びていますが、復習を徹底している生徒さんは模試で全国2桁から3桁取るなど物凄く伸ばしてくれています。

集団授業中心の大手塾のように、講師が一方的にしゃべりまくる講義を聞くだけの授業、それではなかなか点数は上がりません。先日説明会に来られた私立トップ校の生徒さんのお母様が「映像授業だけで成績がすごく伸びたという話は聞いたことがない」と言われていました。塾の東進生に聞いても、教務から早いペースで講義を見るように急かされるようです。復習や弱点を振り返る時間もなく、ただ授業をこなすだけ。それではできるようにはならないでしょう。塾側は多くの講義を取らせて利益を上げられますが・・・ただし公立校で進度の遅い理科・社会は映像授業で先取りするのはありだと思います。

当塾のリスニング演習では紙のスクリプトは渡しません(英検などの音源アプリは自習用にスマホに入れてもらっています)。英語の音が聴けるようにするためです。本番の試験場にスクリプト持って行けますか?本番では自分の耳しか頼れないのです。スクリプト(解答)依存症では本当に聴けるようになるのは困難です。

良い教師は「生徒に考えさせる」ことを大切にします。当塾では英語長文を読む際も解答は渡しませんが、最新のICT機器を駆使し、読んでいる題材の背景知識を紹介します。地球温暖化等の環境問題、AI・IT技術の進歩など、教養主義を通じて初見の題材を紐解く思考の引き出しを蓄積していきます。記憶を再現できれば点が取れたセンター試験型の学習では思考力重視の共通テストに対応できません。少数精鋭のきめ細かいアクティブ授業で生徒さんの論理的思考スピードを強化し時間制限がより厳しくなる共通テストを攻略していきます!