宮崎大学医学部医学科合格!
岡山朝日高校のY君が志願倍率23倍の狭き門(足切り50名)だった宮崎大学医学部医学科後期(定員15名)に合格してくれました!前期の難関医学科は惜しくも残念でしたが、相次ぐ廃止による定員減で倍率が上がった国立医学科後期入試に執念の復活を果たしてくれました。旧課程最後の入試で逃げ切りたかったのか、全国から復活を賭けて110名以上が集結し、東京の開成、神奈川の栄光学園など東大合格者数トップ10の高校からも受験してきたそうです。大学入学共通テスト開始後4年間で彼を含めて5人目の国立・官立医学科現役合格者(既卒入れて6人)となります。
国語が非常に強く、英語も読み切れた問題は100%正答という卓越した読解力を持つ(共通テストに合っている)生徒さんでした。理系諸君を苦しめることが多い得意の国語・地理Bでたっぷり稼いで共テ総合点では自己ベストほぼ9割の高得点をたたき出してくれました。宮崎医後期は共テ配点比率が86%と高い上に2次が得意の英語14%のみです。共通テストで高得点が期待できた彼には最強の現役合格への保険として推奨したので戦略通りの絶対合格でした。英語外部試験C1レベルみなし満点認定者が定員の17%も合格してきた岡山大医学科は大激戦でしたが、相次ぐ廃止、減員で狭き門となっている国立医学科後期で復活してくれました!
教科書の全訳を予習で課す精読主義の岡山朝日高と速読・リスニング・自由英作文中心の実戦スピード型の当塾とは相互シナジー効果があり相性は抜群です!岡山朝日からは文系最高峰の東大文I、理系最難関の京大薬、私立最難関の早慶、そして理系最難関の国立医学科は彼で3人目の合格者を出せました。これも現役合格へ執念を燃やし毎週通ってくれた優秀な生徒さん達の努力の賜物です。
Y君は学校型推薦、前期、後期に加えて、異例の定員割れとなった岡大医学科地域枠コースの欠員補充2次募集、今年から共テ配点9割へ上げた奈良県立医大前期も欠員が出たため2次募集に出願でき、通常は一発勝負の国公立医学科を最大4回も受験できる例年ではあり得ないチャンスに恵まれました。共通テストで高得点が確保できれば彼のように万能受験生と化します。Y君、自分のできることは全てやり切った執念が合格に繋がったのだと思います。念願の国立医学科への現役合格達成、本当におめでとう!