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難関大入試では英語が最重要科目!?

May. 22, 2021 大学合格戦略

ある予備校のベテラン数学講師さんが、難関大入試を突破する上で最も大切な科目は何かと聞かれれば「英語と答える」と言われていました。理系だと理数科目の配点が高い大学もあるが、それでも合格には数学より英語が大事だと指摘する。

英語の力のある受験生は安定的に高得点が取れる。一方、ジャンルが多岐にわたる数学や物理は実力があっても出題によって解答方針を失敗したり、計算でミスすることも多く安定せず「ハマったら天国、外せば地獄」と運頼みの要素が大きい。塾・予備校の中には「飛び道具の理数を当てにせず英語に全力を注げ」という指導をする所もあるほどだ。

その数学講師の教え子だったA子さんが今春、難関の私立B医大に合格した。A子は英語が抜群にできたが数学は平均レベル。B医大の数学は難易度が高く「ちょっと危ういのではないか」と心配していたが、結果は無事合格だった。

一方、2017年の東大入試では理系の数学がかなり易しくなった。教え子のC男君はこの時の東大受験生。A子とは逆で数学は得意なのに英語がとにかくできなかった。本番では他の受験生にも易しくなった分、数学で差を広げられず英語で差をつけられ不合格になった。苦手な女子が多い数学も、問題の難易度が下がると差がつかなくなり、C男のような「数強」が強みを活かせなくなる。今年、文系数学が易化したことが「地方の女子には住居費補助」など東大の念願だった女子合格者比率2割超えを果たした要因であろう。

数学が「全くできない」のは論外だが、英語は「やや苦手」レベルでも国公立医学科などの難関を目指す受験生には致命的なのである。近年の大学入試英語は文法問題の割合が下がり、長文読解や自由英作文が重視される傾向にある。しかも文章量は増加の一途をたどっている。理系も含め多くの大学の問題から「英語の論文が自由に読み書きできる学生を採りたい」というメッセージが強く発せらているのだ。

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