25年度共通テストから「情報」が原則必須に!
2025年度の共通テストから国公立大学の一般選抜において、原則的に現行の5教科7科目から新科目「情報I」を加えた6教科8科目が課される方向となった。国立大学協会(国大協)は1月の総会で正式に決定する。
従来の「情報」は来年度の高1(現中3)から導入される新学習指導要領に基づき、プログラミングなどを学ぶ情報I(必修)と発展的な情報II(選択)に再編される。これを受け来年の高1が高3になって挑む25年度の共通テストでは、情報Iが原則として出題されることが決定。現行の「社会と情報」「情報の科学」を履修し、情報Iを学んでいない25年度時の浪人生には旧情報(仮称)を選べる救済措置もとられた。また数学2BCに再編される数学、公共・歴史総合が登場する社会科においても浪人生用の問題が作られる予定。
国大協の入試委員会は「情報I」を共通テストに課するかを決めるにあたり、大学入試センターに現役生と浪人生の間に不公平が生じない対策を要請。現役生向けと浪人生向けの情報問題の平均点に大きな差が生じた場合の得点調整の仕組みが整えば6教科8科目を課す方向を固めてきた。
6教科8科目ってマジですか?今の受験生は5教科7科目でも手一杯で四苦八苦していますよ。現中3生の皆さん、主要科目の英語・数学は高1・高2の間に固めておきましょう。特に理系学部は情報Iを必須科目とする公算が高く、公立では高3で理科2科目を終わらせるだけでも大変なのに情報Iの追加で確実に負担が増します。
現高1生の皆さん、絶対現役合格して下さい!入試改革の狭間で浪人しても不利になるだけです。 講師の地元四国の私立中高一貫校は今春国公立医学科に11名の現役合格者を出しましたが、復活できた浪人は1名のみでした。最後のセンター試験で届かなかった医学科浪人生の多くが最初の共通テストにも対応できず2浪目に突入しています。文科省の学校基本調査によれば少子化の中でも医学部医学科志望は根強く、4浪以上の多浪志願者は逆に増えているようです。
経営学の名言に「この世に生き残ることができるのは変化にいち早く対応できた者」とありますが、共通テストはまだ2年目で出題傾向も安定していません。当塾は大学入試改革を念頭に設立し、ほぼ全ての共通テスト模試・予想問題を解き研究してきた講師が想定外の「形式変化」にも立ち向かえる本来的な英語力を養成します。少数精鋭クラスなので変化にも機敏に対応ができます。今年も大晦日、元日返上の執念の追い込みで本番に向けて仕上げて参ります!