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大学入学共通テスト対策塾

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危険な!?共通テスト対策本

Aug. 04, 2019 大学合格戦略

過去問の存在しない共通テスト、少しでも生徒さんの参考になる書籍はないか探し歩く日々です。旺文社がまだ国語のみですが「共通テスト実戦対策問題集」を出版しました。英語リーディング・リスニングは来年2月(遅い!)に出すそうです。旺文社は「思考力問題の研究」という分厚いだけで内容に乏しい4000円もするぼったくり本を出しているので良いイメージはありませんが、またチェックしてみたいと思います。

スタディサプリの関先生が書いた「大学入学共通テスト英語が1冊でしっかりわかる本」を購入しました。さすがはカリスマ講師、よくもここまで対策を書いたものだと感心しましたが、昨年実施された試行調査のプレテストの問題傾向がそのまま出題されるという前提で書かれています。現実は、2021年1月の本番入試でどんな問題が出るかは大学入試センターしかわからないので、このような「決め打ち対策本」に頼るのはリスキーだと思います。

これまで世に出た全ての共通テスト模試を解いた英語講師として一言で言わせてもらえれば、「耳」と「スピード」が共通テスト攻略のカギとなります。リスニング力と長文速読力さえ身体にしみ込ませることができれば、初見のあらゆる実用的英文にも対応できるようになります。

残念ながら、リスニング、長文速読力、また2次英語で合否を決める自由英作文力の強化には積み上げの時間が要されます。当塾では週1回の刺激的な体験型アクティブ授業に加えて、家庭での多読・多聴の「習慣づけ」を奨励しています。塾でアウトプットの取り組み方を伝授し、すき間時間に生徒自身が英語アウトプットに努力する。この両輪が回って共通テストで高得点が取れる英語運用力が身に付くのです。

一方、集団授業で受験英語を教える従来の授業では共通テストに対応が難しいと思います。英語は音楽の楽器演奏のようにスキルであり、いくら音楽講師が楽譜の読み方を教えても、教え子がスキルを身体で覚えないかぎりピアノが弾けるようにならないのと同じです。集団授業で文法や構文をパッシブに学ぶだけではリスニング力、長文を読み切るスピードをつけることは困難です。

スーパーイングリッシュでは週1回120分の集中授業で、リスニングのライブ授業や「語順読み」音読による長文速読トレーニングを通して、共通テスト英語で高得点をゲットするスキルを体得してもらいます。地方では独自テキストを使う大手塾さんが多いですが、果たして実際のテストでできるようになるのか?根拠のはっきりしない教材は使いません。センター英語や英検準1級など検定試験の過去問を正答のにおいがしてくるまで実戦演習する。鉄緑会や有名私立一貫校も採用するアウトプット重視のやり方で効率良く生徒さんの実力アップを目指します!