東大が共通テストでリスニング活用へ
絶対王者東大がついに大学入学共通テストの英語利用方針を発表しました。これまでセンター英語では筆記200点のみしか加点していなかったのが、共通テストのリスニング活用に踏み切りました。これは全くの想定外でびっくりです!
東大は2次英語で最高難度のリスニング試験(30点/120点)を課すため、これまでセンター英語のリスニング50点は加点していませんでした。それがですよ!何と大学入学共通テストはリーディング140点、リスニング60点に換算して活用するということで比率にすると「7:3」になります。「3:1」とした京大、阪大、名大、東北大など「他の旧帝大さんよりはハードル上げました」って何か難関大同士でマウントの取り合いしてるような!?展開ですね。
「1回読みが追加になる面倒な共通テストリスニング、東大は免除だわ♪」とか油断してた東大志望の皆さん、従来通り個別試験でもリスニングを課すようなので、東大は1次&2次ダブルでリスニング試験があります。これからやって間に合いますか?リスニングは誰にとっても英語の音が聴ける耳を作るのに時間がかかります。当塾では遅くとも高2の2学期までにはスタートして下さいとお願いしています。まあエリートさん達なので何とかするのでしょうが・・・
いやー、共通テストいろいろ話題に欠きませんね。個人的には全国の高校で23万人以上が受験中の進研共通テスト早期対策模試と10万人近くは受験する河合塾全統高2共通テスト模試の全体データが3月に出るのを注目しています。センター模試より各科目平均点が下がるのは確実です。東大はセンター総合90%、国公立医学科は80%後半とか言われていたボーダー目標点がどの程度下がるのか要注目です。
共通テストの導入によって受験生が戦うゲームはサッカーとフットサルぐらい異なってきているかもしれません。覚えた知識の再現重視だったセンター試験より素早い情報処理能力と思考力が問われるようになるでしょう。中でも変化が大きい英語、スーパーイングリッシュは受験生の皆さんが変化に効率的に順応できるようにサポートしていきます!