共通テストに向けた英語戦略
共通テストでは配点が上がるリスニングをはじめ、センター英語より難化すると共に、リーディングは読む量が増え忙しくなります。大学入試の第1関門であるこのマーク式テストで高得点を獲得できれば多くの難関大学の合格を射程圏にとらえることができます。では過去問もなく、対策も確立されていない共通テストで高得点をとるにはどんな戦略が必要となるのでしょうか。
☆新タイプの思考力問題に対応できる力をつける
・様々なタイプの問題を解く体験を通して、思考の引き出しを増やす
・理解、整理した事を関連付ける。断片的知識の記憶は役に立たない
・最新の時事的問題に対応するため世界のニュースをフォローする
☆初見対応力を養う
過去問のない共通テストでは見たこともない問題が出題されてもその場で答えにたどり着く力が試される。多種多様な問題を体験し、初見問題に出会ったら「どういう題材、問題形式で、問題のどこに着眼して、どういう手順」で正解を導くのかを体感で学びとり、それらの経験をストックしていくことが大切
☆時間制限に慣れる
共通テストは試験時間に対して問題量が多く、時間的に厳しい試験となる。会話体の問題文や複数の資料の読み取りが増えるなど、センター試験よりタイムトライアルテストの性格が強い。できるだけ多くの思考力問題を解き、効率的に処理できる最適な時間配分を身につけよう。
☆模試を活用する
初年度の共通テストには過去問がない。そんな中、大手予備校はプレテストの出題傾向を徹底分析して模試を作問してくる。共通テスト型の問題を実体験し、その特徴や自分の弱点を知るために模試はなるべく多く受験し対策に活かそう。
☆本番力をつける
一発勝負の本試で高得点がとれなければ意味がない。しかし、共通テスト初日の本番独特の緊張感やプレッシャーに呑まれてしまうと、普段通りの実力を発揮できない。外部模試で本番に近い状況を体験しておくこと。他の生徒も一緒の自習室を利用するなどアウェーな環境に慣れておくことが効果的。今から意識して本番への対応力を強化していこう。
共通テストでは社会生活で直面する問題を解決する能力を測るため設問文が長文化したり、出題傾向が変化したり難易度が上がることが予想される。正解がすぐ見つからなかったり、正解そのものがないような課題に対応する力は、変化が激しく予測不可能な現代社会で生き抜くのに欠かせない。基本知識で解けたセンター試験で問いきれなかった思考力を試そうとしている。
スーパーイングリッシュでは、外部模試の直前に本番さながらの塾内模試で生徒さんに実戦感覚をつかんでもらいます。全国模試で成果を上げ、リアルな成功体験を得ることで更なるモチベーションを高めることができます。いよいよ第1回共通テストが実施されます。この瞬間にピーキングできるよう第1期生は様々な思考力問題で初見対応力を積み上げてきました。生徒さんらが本番で最高点を出してくれることを祈るのみです!