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共通テスト全国模試・予想問題の英語出題分析

Oct. 23, 2021 英語テスト

入試英語オタクの講師は新しい共通テスト予想問題集が出る毎にすぐ解いて分析してきた。生徒さんが受験した全国共通テスト模試も借りて分析し、これまでに解いた共通テスト型問題はついに100題を超えた。この世に出た全ての共通テスト英語を解いてきたと自負している。ほぼ全回、時間を余らせて200点満点だ♪

今春の第1回大学入学共通テストで第1日程・第2日程の2種類の過去問が生まれ、その後作問された模試や予想問題集の英語リーディングを分析した結果は次の通り(リスニングは試行調査・本番形式を踏襲なので割愛)
★東進:
東進は4月の第2回本番レベルと6月の第1回全国統一高校生テストでは第1日程寄りの問題だったが、8月の第3回本番レベルでは第2日程寄りに変えてきていた。上智外英の偉大なる後輩、安河内先生が2年ぶりに出した実戦問題集はオリジナル問題が3題とも新作なのは高く評価したいが、全て第1日程のコピーだったのはいかがか?前年の形式がそのまま翌年に出題される可能性は極めて低い。
★Z会:
昨年のZ会の実戦模試は断トツの出来で売上No.1だった。増刷しないので年末に科目によっては中古で2万円ほどのプレミアムがついていたほどだ。今年の実戦問題集にも期待していたが何故か?試行調査型だった。共テ予想パックは第1日程のコピー版だったので、Z会が本気で「試行調査型の復活」を予想するのならよいが、去年の余った問題の使い回しなら期待を裏切ることになる。
★河合塾:
河合塾の共通テスト総合問題集は昨年の全統共テ模試(試行調査型)の使い回しだったが、第1回全統共テ模試では試行調査型、第2回全統共テ模試及び共テ対策問題Kパックでは第1日程寄りで作問してきた。河合塾のトップ英語講師は「試行調査型の復活」を予想していたので「一体どっちなの?」と突っ込みを入れたい。
★駿台・ベネッセ(進研):
単独開催の駿台共テ模試は第1日程寄り、進研共テ模試は試行調査と第1日程を混ぜたハイブリッド型だった。駿台共テ実戦問題集は第2日程寄りだったが、駿台の共テ青パックは第2日程とのハイブリッド型だった。第1回駿台ベネッセ共催模試も各大問とも、試行調査・第1日程・第2日程混合のハイブリッド型で模試では最もバランスがとれていた。
★代ゼミ:
代ゼミは模試でも物語文など共テ過去問に見られない傾向問題を試している。代ゼミ岡山校に続きY-SAPIX岡山校も撤退し、模試の受験者も1万人を切るくらい存在感無しなので、影響力がなくなった分リスクを取って攻めてこれるのかもしれない。

22年度Z会共テ実戦模試から毎回日本最速のアマゾンレビューを書いてきたが、東進共テ実戦では発売当日に手に入れたライバル講師に負けた。中四国は配送に数日かかるので都会に遅れをとるのだ。こんなところにも都会と地方の格差があることを実感する。Z会予想バックはアマゾンお急ぎ便で日本最速を奪還した。この執念で生徒さんの現役合格へのロードマップも見出していきたい!