共テ本番へ挑む皆さんへの万感の想いを込めて
いよいよ明日は本番の日です。去年の共通テスト第1期生は高2からの募集でしたが、今年は高1から鍛えてきた2期生の皆さんが第2回共通テストに挑みます。小さな塾なので一人ひとりの顔を毎週見てこれました。不安で押しつぶされそうな日もできるだけ皆さんのモチベーションが上がるようなポジティブなコーチングを心掛けてきたつもりです。
チラシを1000枚以上配った中でたった1人だけ参加してくれた「0.1%の生徒さん」と呼ぶ彼女が出願した国立医学科の推薦は共通テストで決まります。救急救命医を目指す彼は伝統校で高1から100人以上抜き返してくれました。国立医学科推薦の一次選考を突破し最終合格まで残り1.5倍、共テで決めて下さい!そして、手術・骨折など度重なる困難の中でも笑顔を絶やさなかった男子くん、あれだけの試練を乗り越えたのだから入試も大丈夫!執念で合格して心優しい小児科医になって下さい。
去年の1月16日、共通テスト初日の最終科目だった英語の試験後、教室には何とも言えない悲壮感とため息が漂っていたそうです「思っていた形式じゃなかった…」各予備校が試行調査タイプ一辺倒で出してきた模試で対策脳が固定化されてしまい、ややTOEIC寄りに変わって得点を落とした受験生が多かったようです。
これまで100回以上の授業で、GTEC・TEAP・TOEIC・英検準1級などの英語4技能試験、駿台・東進・河合塾・Z会など大手の模試・予想問題など、あらゆる多様な問題を一緒に実戦演習してきました。出題傾向は変えられるのが常なので「本質的な英語力」をつけることにフォーカスしました。思考力を重視する共通テストでは表面的な対策をし過ぎるのはリスキーです。
センター試験から共通テストに変わり、英語の筆記リーディングは最も変異しました。発音・アクセント問題、文法・整序問題が廃止され、読解のみとなり、帰国生など上級者にとっては細かい知識が出題されない分、楽になりましたが、純ジャパの受験生からは「読む量が多過ぎて解き終えることができない」といった悲痛な声が上がっています。
学区外5%で入学したマンモス伝統校で頑張って共テ模試英語トップ、文系総合1桁まで伸ばしてくれた女子さん。推薦で最もとるのが難しい第1志望の慶応大商学部に合格してくれました。国立医学科を目指す理系諸君もこれまで積み上げてきた誰にも負けない圧倒的な演習量に自信を持って本番に挑んで下さい!
小学生の頃から夜遅くまで塾通いの毎日、中学受験、高校受験を乗り越え、いよいよ総仕上げの時です。高校からの短い間でしたが、みんなの大学入試に賭ける執念、苦しかった日々を共有させてもらいました。この1年間雪辱を期して頑張ってきた既卒生の生徒さんも含めて皆さんなら最後のゴールまで走り切ってくれると信じています。
You can finish this ! Please believe in yourself !