全国共通テスト模試の平均点
当塾の生徒さんが受験した東進、河合塾の全国共通テスト模試の結果が次々と公開されています。大幅に難度が上がった英語の平均点は、
東進高1共通テスト模試:81.6/200点(41%)
東進高2共通テスト模試:88.1/200点(44%)
河合塾共通テストトライアル:73.1/200点(37%)
東進高2で44%、河合塾模試に至っては37%?たったそれだけ!センター英語は平均点6割を目標に大学入試センターが設計していました。昨年2回試行されたプレテストでも5割はありました。河合塾模試も講師自ら解き良問だなという感想でしたが、平均点が4割を切るなんてショックです!日本の高校生の英語力、明らかにリスニング力、速読力が不足しています。これだけ取れないと1年半後の本番入試で大混乱になりますよ。東進模試では英語が150点台で上位50位以内の決勝大会進出ですからね。講師は良問揃いの河合塾模試では何の問題もなく200点満点取れていますのでマジで危機感を覚えます。200点の偏差値は90超えかも?
英語ではリスニングの配点が100点に倍増、半分が「1回読み」になったのでセンター英語の平均点から1割ぐらい下がって5割前後になると予想していましたがここまで下がるとは。筆記でも対策可能だった発音・アクセント・文法問題が廃止され、長文読解のみになったのもきつかったのでは?その上、英文の題材もウェブ広告、料理レシピなど実用的なものになりましたからね。講師は癖のある難問(悪問?)連発だった東進共通テスト対応模試も198/200点でしたが、両模試とも長文の量が半端なかった。特に最後の第6問はA、Bに分かれ「とどめ!」という感じでした。時間が足りず読み切れなかった生徒さんも多かったでしょう。
スーパーイングリッシュでは共通テストで難しくなったリスニング、長文速読のスキルを少人数授業で鍛えています。講師が一方的にしゃべる集団授業とは違い、生徒さんと一緒にリスニング音源を聞き、生徒さんに速読してもらうアクティブ授業ですので頭に突き刺さります。映像授業のような「やったつもりが、できるようになっていない」パッシブな授業とはリアル感が違います。2つの共通テスト模試の悲惨な現実を突き付けられ講師の危機感は最高潮に達しています。岡山弁で言うと「このままではおえん!」でしょうか。他の受験英語塾さんは知りませんが、そろそろ本気出すしかありませんね。10月の第2回東進共通テスト模試に向け第2クール始動します!