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岡山大学も民間英語試験を合否に利用せず!

Jul. 10, 2019 英語テスト

当塾にも地元岡山大を第1志望とする生徒さんが複数いるのにも係わらず大学入学共通テスト利用についての基本方針をお知らせするのを失念しておりました。

①大学入学共通テストにおいて課す科目
2020年度実施の大学入学共通テストにおいて課す教科・科目は、現行のセンター試験における利用教科・科目から変更なし
②大学入学共通テストの英語の取り扱い
筆記リーディング(100点)、及びリスニング(100点)を全員に課すとともに、民間英語試験の結果を大学入試センターを通じて提出することを求める。その結果は合否判定には利用しないが、CEFR対照表におけるA2レベル(英検準2級)以上の英語能力を有していることが望ましい
③国語現代文の記述問題の取り扱い
国語の記述式問題の結果については、得点化して活用し、各段階の得点への換算はA=20点~E=0点とし、マークシートの得点(200点満点x0.9)に加えた結果(200点満点)を学部・学科毎の配点に換算し、大学入学共通テストの国語の点数とする
④数学IAの記述問題の取り扱い
数学IAの記述問題については、従来のマークシート式問題の場合と同様の扱いとする

岡山大が2018年に公表した基本方針では「英語民間試験の結果を共通テストの英語の得点と合わせて加点する」としていました。しかし、東大をはじめ、旧帝大がこぞって「点数化して合否に利用せず」と発表したため追随しました。既に従来型の英検準1級などでセンター英語みなし満点という自主の気概のある方針を打ち出すお隣の広島大と比べて「寄らば大樹の陰」という感じですね。

気になるのは国語の現代文記述を20点(10%)点数化すること。受験者50万人以上の記述問題の採点に文科省はが「学生バイトの採用もOK」とした方針に「公平性に異議あり!」とか批判が相次いでいます。最難関の地方国立医学科の受験生はセンター自己採点で合格可能性を判定する大手予備校のセンターリサーチ結果で北は旭川医大から南は琉球大学まで自分の持ち点を最も評価してくれる配点の受験校を探し、2次記述試験の準備をスタートするので国語や数学の記述採点が遅れるとかなりのプレッシャーになります。

スーパーイングリッシュでは英語民間試験については4月の早い時期にさっさと英検2020準2級を一発合格、出願資格を満たした後は、複数の共通テスト模試で高得点安定を確認し、各生徒さんの志望校の2次記述過去問演習にまい進します。日本の入試英語で最難関と言われる早稲田理工の英語を始めどんな問題でも合格点が取れる講師が全力を尽くしてサポートさせていただきます!