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大学入試改革に対する高校側の声

Nov. 06, 2019 英語テスト

延期された大学入学共通テストにおける英語民間試験について公立高校の校長会は「様々な懸念が解決されていないので民間試験導入は延期すべき」私立中学高校連合会は「中止・延期はあり得ない。生徒は既に新入試に向けて準備してきているので確実に実施すべき」と対立する要望書を出していました。

朝日新聞の全国の高校に調査した結果は次の通り、
①大学入試改革に向けて望ましい方向に進んでいるか?との問いについては「進んでいない」が55%と過半数「進んでいる」は19%のみ
②国語記述問題導入について「望ましい方向に進んでいない」とした高校のうち89%が「生徒の自己採点と実際の採点に差が生じる」「採点の公平性に疑問がある」採点への不安は根強い。
③英語民間試験について「進んでいない」とした高校からは「部活動の最後の大会の頃に民間試験があり日程的に苦しい」との声もあった。

対策が進んでいる私立高校からは「実生活に即した問題で、問題を解く意味を感じ楽しみながら取り組む子もいる」「学習意欲が高まる」との肯定的な意見もあった。

多くの高校が「学力観が変化する」と感じており「知識偏重から思考力を高めなければならないという流れになる」(静岡県立高校)「思考力・判断力だけではなく資料を読み取る力が重要になる」(福島県立高校)

大学選びが変化するかとの質問には、「変化する」が50%「大学に入る意味をよく考えるようになる」(秋田県立高校)との見方がある一方「今まで以上に複雑な入試パターンができ、生徒や高校側の混乱は避けられない」(岡山県立高校)との声もあったということ。

まとめると都会の高校は私立を中心に英語民間試験導入に賛成、地方の公立高校は反対ということになります。東京では都立高校の2022年度入試に民間試験を利用した英語スピーキングテストの導入を決めました。このままでは都会と地方の英語教育格差が更に拡がりそうです。

まさに「都会と地方の英語教育格差阻止!」は新型英語4技能塾設立の理念でした。スーパーイングリッシュでは、講師が一方的に知識をインプットする授業よりも、生徒さん自身が耳や口でアウトプットするアクティブ演習を重視します。論理的思考力を高めるため英文から学びとる「教養主義」も大切にします。第1回共通テストに向けて、本番で生徒さんがベストの結果を出せるように最終目標から逆算した戦略的カリキュラムで差をつけたいと思います!