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共通テスト導入後の未来予想

Mar. 28, 2019 英語テスト

講師は最大手の保険会社のNew York法人で海外資産運用に従事していました。統計学を駆使し未来を予測しようと日夜努力しましたが、”God knows?” 未来なんか誰にもわかりません。

でも2020年度新入試で起こる変化に関してはある程度予想できます。
①センター英語より平均点が下がる。
今年平均点が31点だった「2回読み」のリスニング、去年の平均はたった44%(22/50点)でした。筆者などは1回聴いたらOKなので2回目は聞かずに次の設問見て準備してます。共通テストはリスニング100点のうち半分が「1回読み」になり、ただ聴けても正答できない思考力問題に難度アップします。加えて筆記も受験英語で対策できた発音・アクセント・語句整序・会話文問題(100点分)が廃止されウェブ掲示板・メールなど実用的な英文からの出題に激変します。平均点が上がる要素はありませんね。
②準備できた人とできなかった人の差が拡大する。
残念な現実。受験偏差値は相対評価です。他の人よりできたら高くなります。過去問ゼロの新形式、難化するリスニング・長文読解に準備できた生徒とできなかった生徒間の格差もセンター以上に拡がるでしょう。
③2020年度入試は現役生が有利!
大手予備校は「高3は浪人できない!」と不安を煽りながらセンター最終年の生徒さんを送り出すのに必死です。これまで3年間センター対策してきた高3は数ランク落としてまで現役合格を目指します。国立医学科最低ラインの島根・高知あたりのボーダーが数ランク上がるほどの大激戦になるでしょう。中四国の国立医学科専門のT予備校などセンター時代強かった浪人の力が弱まることが予想されます。

共通テスト第1期生となる高2の皆さん、過去問もないテストに不安を感じてる人も多いでしょう。でもあなた達はラッキーです!リスクを取って浪人する先輩が少なくなる分センター時代より現役合格率は高まります。大手模試でさえ出遅れているので「できるだけ早く準備して差をつければ」さらに合格に近づきます。まさに2020年度入試は人生最大級のチャンスです。英語を先取り準備してこのチャンスを生かしましょう!

スーパーイングリッシュでは学校や他の塾の授業では足りない難易度の上がるリスニング、ウェブサイトなど実用的な英文の速読を特に強化し「共通テスト英語で差をつける」戦略を突き進みます!