大手予備校の模試も中止って!?

当塾では大手予備校の共通テスト模試を短期目標とし、全国偏差値の推移で各生徒さんの進捗を管理しています。なかなか共通テスト模試を受ける機会のない高1・高2生が6月の河合塾共通テストトライアル模試(受験無料)でようやく実力発揮できると思いきや、コロナ騒動で河合塾が模試の中止を決めました。

それだけではありません。河合塾は5月にかけて実施される予定だった全統記述(高3・高2・高1)模試、全統共通テスト模試も公開会場受験は中止するようです。河合塾は1回の模試作成に約6カ月、1科目1回分の模試に約300万円の人件費をかけているようです。どうりで回数だけは多いけど手抜き問題が多いどこかの？予備校の模試より出来がいいわけです。

困るのは大学入学共通テスト第1期生となる高3生の皆さん。東京などでは学校のみならず学習塾も営業自粛のおふれが出ているとか。過去問のない入試を受けなければならないのに唯一の予想問題である大手予備校の模試も受けられないなんて!?

でもご安心下さい。当塾では講師がコツコツ集め、解き、分析してきた20以上の共通テスト模試問題で本番さながら110分の実戦模試ができる体制を整えました。リスニング音源もデジタル化し、古めかしくCDプレーヤーで流したりしません。共通テストではリーディングも長文読解のみに変わったので板書きの集団授業では学習効果が上がりません。最新のICT機器を使いこなしたマルチメディア授業が本領発揮しています。

ポジティブに考えれば、生徒さん自身が志望校合格に必要だと思う勉強をする時間ができたわけです。通学時間もゼロ、試験科目でない勉強もやらなくていい。この期間は生徒さん個人の底力が試されるのではないでしょうか。夏休み明けからはどの受験生も頑張りますので今の時期に少しでも目標に向かって歩みを進めることが大切です。