第1回英語プレテスト(リスニング)問題分析
「こんな問題見たことない!」「今の授業では対策できない!」今年大学進学する先輩たちがプレテストを受験した時の感想です。幸いセンター試験で逃げ切った彼らには関係なかったのですが、高2の共通テスト第1期生、高1の第2期生の皆さん、明日は我が身かもしれませんよ。
2018年2月に試行された第1回プレテスト(リスニング)を解いてみました。アメリカで20年以上生活してきた講師は満点でしたが、受験生の皆さんには厳しくなったというのが正直な感想です。
★出題における特徴的な点
◎センターリスニングは全て「2回読み」だったが、「1回読み」が登場!
比率は難度の高い「1回読み」が52%、「2回読み」が48%
◎聞き取る音声と設問の総語数はセンター英語より3割以上増加
◎英語を聞き取るだけではなく、発言の要旨を理解したり、複数の意見を比較・整理して正否を判断することも要される。
◎記載されたノートにメモを取りながら解く問題や、整理BOXの空欄に入れる語句を選ぶ問題など、音声を聞きながら作業が必要な問題も出題
◎音声にはアメリカ英語だけでなくイギリス英語も使用
◎「過不足なく解答」、「全部解答」問題を採用
★大問の内容
第1問:短い発話の聞き取り(2回読み)
A:短い発話の内容に合う英文を選ぶ、B:短い発話の内容に合うイラスト選択
第2問:短い対話の聞き取り(2回読み)
短い対話を聞き、問いの答えとして適切なイラストを選ぶ
第3問:短い会話の聞き取り(1回読み)
短い会話を聞き、答えとして適切な数字・英文を選ぶ
第4問:説明文の聞き取り(1回読み)
グラフを完成させるのに必要な説明を聞き取る。説明を聞いて参加者をチーム分けする
第5問:講義の聞き取り(1回読み)
講義の内容をまとめた整理シートの空欄埋め、講義の要旨として適切な英文を選ぶ
第6問:対話・意見の聞き取り(1回読み)
2人の対話を聞いて各人の意見の要点を選ぶ、4人の意見を聞いて反対意見の人を全て選ぶ
スーパーイングリッシュでは良問揃いのセンター過去問で「2回読み」を、英検(2級以上)過去問で「1回読み」を毎回の授業でトレーニングします。生徒に問題やらせて、答え合わせして、「ハイおしまい」じゃないですから。アメリカ生活20年ほぼネイティブの講師が生徒と一緒に聞いて弱点を強化するライブ授業を体験してみませんか!