共通テスト中止はありえない!
朝日新聞によると「大切な大学入試ですから中止ということはなく、最悪の場合はいかにして延期するかだと思う」萩生田文部科学大臣は11月の閣議後記者会見で、新型コロナ感染が全国拡大した場合の大学入学共通テストについてこう述べた。また、緊急事態宣言が再び出されたとしても予定通り実施する決意を改めて示した。
文科省幹部は「共通テストはセーフティネット」だと説明する。感染状況がさらに深刻化し、各大学が個別試験をできなくなっても、多くの大学が選抜に使う共通テストさえ終えていれば、入試試験が全くできない最悪の事態は避けられるからだ。
新型コロナウイルス感染が全国的に再拡大する中で、試験日程の延期や中止の検討に着手する大学が相次ぐ。ただ、受験生に過度な不安を抱かせないようにするためか?詳細の公表を避けるケースも多い。都市部にある国立大の担当者は「最悪時のプランはあるが表に出せば中止や延期という言葉が独り歩きしてしまう」と懸念を口にし、東大のように「変更があれば随時発表する」と直前まで状況を見極めたいとする大学が大勢を占める。
文科省が予定通り実施できると見込む根拠にしているのが、政府の新型コロナ対策分科会での専門家からの指摘だ「受験生が一定の間隔をあけて同じ方向を向いて座り、ほとんど会話もしない入試は感染リスクが低い」という趣旨だった。萩生田文科相もこの点に繰り返し言及し、各大学が十分な感染対策を行えば問題ないとの立場をとっている。
約40年間続いた大学入試センター試験は、1979年に初のマークシート方式でスタートした前身の共通1次試験も含め、過去に中止となった例はない。文科省幹部は「受験生に与える影響を考えれば、絶対に中止はありえない!」と話す。講師も「人生を左右する」一大イベントなので何とか実施してもらいたいと願います。
英語も大学入試においては「セーフティーネット」となりうると考えます。理系の数学や理科は出題によっては得点がぶれるので「飛び道具」と呼ばれ、文系の国語でも特に現代文は変動幅が大きくなります。理系・文系いずれにおいても、英語で得点できていれば安定した戦いができるのです。当塾では高得点のカギとなる長文速読力、リスニング力に重きをおき、新入試で拡がる差を積極的にとりにいきます!