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共通テスト英語「第1日程」の感想

Jan. 18, 2021 英語テスト

第1期生の皆さん、共通テスト本試お疲れ様でした。下級生の皆さんも同日受験お疲れ様。私自身も朝刊の英語問題を全集中で解きましたが、センター英語なら20分余って満点だったのが、引っ掛け問題を丁寧に確認しながら解いてたら残り3分!慌ててしまい1ミスで197点と惨敗しました…アメリカ時代Eメールは毎日数十通書いてたのでメール中心の問題見て「来たー」と油断したのが敗因です。やはり焦ると精度が下がります。改めて大幅に増えた分量に苦闘する生徒達の気持ちがわかりました。難度の上がる追試の「第2日程」では本気出して満点を奪還したいです。

真っ先にYouTubeにアップしたTOEIC満点92回のモリテツ先生をはじめ有名講師がリーディング激ムズ?とか講評を出しているのでそちらにお任せして、感想を言わせてもらいます。リスニングはほぼ試行調査に沿った問題、リーディングは試行調査の料理レシピ(男子差別問題?)や偉人の伝記が出題されませんでした。駿台、河合塾など予備校の模試もZ会などの予想問題集も試行調査に寄り過ぎたのかもしれません。形式を変えられ多くの受験生が苦戦したようです。4大予備校の解答速報見ていましたが、駿台はリスニング「昨年センター並み」って嘘でしょう。

民間4技能試験のTOEICやTEAPでよく出るEメール文が出題され、イラストや表が減ったため、語数の増加がプレッシャーとなり解き切れなかった受験生も多かったようです。当塾としては少し安心しました。終盤の全国共テ模試では同じような問題に慣れたのか平均点が120点近くまで上がり「あまり差をつけられないかも」と心配していたので。当塾が目指す通り「速く正確に読め、英語が聴ければ」得点できたでしょう。

問題が掲載された四国の新聞に防衛医大(一次)合格27名!と合格速報出していましたが、異常に多かった香川県の防医合格者(岡山県は7名)は予想通り全員高予備生でした。愛媛医の地域枠推薦も合格10名と釣り広告していましたが、共通テストの結果次第で不合格になるかもしれない一次合格者で医学科合格者数を盛るとはビジネス最優先の大手さんは手段を選びませんね。当塾は生徒さん1人1人の顔が見えなくなるので、生徒の数は追いません。講師ができる範囲でお手伝いしたいと思います。

4大予備校が揃って難化としたリーディングは複数の問題文を照らし合わせるのに手間がかかる上、各所に引っ掛け問題が埋め込まれていました。精度を高め高得点をとるためには積極法よりも消去法でマーク選択するべきです。が、3つの誤答の根拠も検討することが要されるため、読むスピードが要されます。精度とスピードのバランスを最適化させるためには、大量に問題演習し身体で覚えるしかないと考えます。

追試は例年本試より1割程度難易度が上がります。当塾の基本ベクトルは間違っていませんでしたが「第2日程」の出題傾向も見極めた上で、次年度の演習内容を微調整したいと思います。今後やるべき戦略は把握できました。さらにレベル上げていくのでしっかりついてきて下さいね。