共通テストとコロナ禍の時代に生きる塾
当塾は戦後最大の入試改革となった大学入学共通テスト、及びコロナ禍の時代しか経験していないが、30年余り蓄積された対策本をなぞれば、誰でも教えられたセンター試験時代の成功体験を引きずっていない分、変化には対応しやすいと自負する。
共通テスト初年度の平均点は主に生物、数学の易化で上がったが、9割以上得点できた受験生の減少が目立った。国公立医学科合格者数でみると桜陰、豊島岡女子など都会の私立中高一貫校が現役女子を中心に合格者を増やしたのに対し、広島学院、土佐など地方の一貫校は軒並み減らし、最上位校との格差が拡がった。より思考力を要される共通テストでは「2月の勝者」のような過酷な中学受験で選び抜かれた抜群に地頭の良い生徒が一層有利になっている。
2018年の試行調査から予備校の模試、予想問題集とこの世に出された100題以上の共通テスト型問題を解いてきているが「知識→解答」で解けて努力が報われたセンター英語と比べ「知識→思考→情報処理→解答」と知識の活用まで問うプロセスが複雑な試験となり、センターなら9割得点できていた人でも高得点が取れなくなっている。
情報処理が求められスピード勝負となった共通テストには大手塾が相も変わらず続けている集団講義では効果が出なくなった。板書き授業を聞いたり映像授業を見るだけで英文を速く読み、聞けるようになるのだろうか?範囲が無限となる難関大学レベルの入試英語に「お受験英語」の単元別テキストなど役に立たないだろう。圧倒的にできる人が生徒と一緒に考える探求型授業の方が効果的だ。但し講師には英語が自由に使えるスキル、スピードが要求される。
当塾は1クラス最大4名の少人数制であり、大型換気扇装備の教室でアルコール消毒を徹底し、約3か月間にも及んだ全国一斉休校期間中も1日も休まずに対面授業を続けることができた♪鉄緑会と同様に生徒に頭を使わせる実戦演習スタイルをとり本番力を鍛える共テ110分の塾内模試も含めライブ授業は必要だと考える。
「100名の生徒のうち10名受かったら上出来」とか数で考える大手塾さんとは異なり、当塾では1学年最大6名までとし、5年連続アメリカの公立大学トップにランクされる大学院卒の講師がデータ分析を駆使してきめ細かい受験戦略アドバイスも提供する。生徒さん一人ひとりの顔が見えるスモール・スクールとして、全員現役合格を目指していきたい!