岡大医学科合格者発表(県内生大苦戦!?)
今年も週刊朝日などで岡山県最難関の岡大医学科の高校別合格者が発表されました。高校ランキングでは1位岡山白陵9名、3位岡山朝日7名の2校ぐらいですか、まともに県外の強豪と戦えたのは。大安寺・岡山高各2名、岡山城東、操山・倉敷青陵・新見(ご立派!)が各1名と、県内勢は40名近い合格者を出した昨年に比べ大幅に減少し、全体に占める割合が4分の1を割り込みました!?
2位が愛光8名、4位は6名の高松・広大福山、6位は5名の清風南海、7位は4名の土佐、8位は愛媛の済美平成中教と、何と!灘高が3名も送り込んできました。昨年実績があった明誠学院・学芸館・就実の私立特進コース、芳泉・津山・倉敷天城は合格者ゼロでした。県立中高一貫4校全体では前年比11名も減らしました。トップ10入りした私立の他にも駒場東邦・南山女子・洛星・西大和学園・久留米大附設・ラサールなど1年から1年半先取りしている有名私立一貫校に攻め込まれています。
国立医学科合格率全国No.1の灘高生でさえ、共通テストまで勝負を持ち越したくなかったのでしょうか?阪大医、神戸医辺りから岡山医にランクを落としてきた安全志向が垣間見れます。また今年のセンター試験はやや共通テストの出題傾向に寄せた問われ方をして平均点が総合で20点位下がりました。傾向変化にその場で対応できた地頭の良い名門中高一貫校生が強かったようですね。
一方東大合格者数はというと、やってくれました!公立の雄岡山朝日が21名と愛光の20名を抑え、中四国東大合格者数No.1の座を見事奪還してくれました。しかも現役15名とは快挙です!今年の東大入試では数学が難問すぎて差がつかず、同じく難化した英語が得意な女子が躍進した(女子校トップの桜陰が85名合格)ようで、英語が得意な生徒さんが多い朝日高もその流れに乗ったのでしょう。
ほんと!岡山朝日の皆さんは英語がよくお出来になる。塾生の半数以上が岡附中→朝日高の生徒さんですが、なかなか校内で英語1桁に入れません。帰国子女さん数名をはじめトップ層は全国レベルです。共通テスト模試デビュー戦の進研マーク模試では当塾の爆発力のある子が196点で全国29位と大健闘してくれましたが。先輩方の頑張りをやる気に変えて来年の第1回大学入学共通テストでは最もセンター試験から出題傾向の変わる英語で圧倒的な差をつけてもらいます!