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大学入学共通テスト対策塾

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共通テストがすごくデキる人って?

Jun. 14, 2020 大学合格戦略

講師は生徒さん達の共通テスト対策に少しでも役に立つ本はないか丸善や紀伊国屋など大手書店を時折徘徊しております。河合塾が「2021大学入学共通テスト攻略レビュー(黒本)」を出していたので、内容チェックしてみたところ試行調査1回+センター試験過去問11回分掲載って!?ほとんど使えないじゃないですか!駿台の青本に続き危うくダマされるところでした。ほんと大手予備校は手抜きが多い!

「これまでのセンター試験を見ると「思考力・判断力・表現力」を求める問題が少しずつ増えてきていることがわかります。従って、センター過去問は共通テストの対策に十分なります」とか書いてありましたが、在庫となったセンター過去問集を処分したいのでしょう。まずは共通テスト用の予想問題を全てやり込んでから「時間に余裕がある人のみ」センター過去問の関連する箇所だけをカバーすればよいと思いますが、本番まで残り7ヶ月しかない高3生にはムダなことをやらせたくありません。

開塾直後の昨年6月の第1回全国統一高校生テストは当然のごとく惨敗、10月の第2回テストも塾生最高点は150点手前にとどまり、全国の決勝大会に出る人たち(岡山県から高1・高2とも1名ずつ進出)との差を思い知らされました。ではどのような人がこの思考力テストがすごくデキる人なのでしょうか?

国公立医学科合格者数日本一の東海高校がある名古屋、男子校なので上位女子はN女子部を目指します。通称”N女”の当時高1の女子さんは高3生と戦って全国3位。ハーバード・MITなど海外有名大学への東進留学奨学生にも選ばれ東大理Iを目指す彼女は、国際化学オリンピック日本代表、数学甲子園準優勝、国際数学、地学オリンピック本選出場というスーパーな理系頭脳の持ち主でした。高3生に混じって理系7科目850点以上取るなんて普通の高1さんじゃないですね!?

田舎の自称進学校から這い上がって世界に出た講師が、英語ディベートの全国大会で競い合った東大、一橋、慶応ESSなどの人たちも筑駒、開成、桜陰、女子学院など超有名高校を卒業した、地方では見たことのない人たちでした。それでもなお、英語は積み上げの効く努力が報われる科目だと信じています。

今春、伝統校入学者総代という、やや天才型の生徒さんにも参加いただきましたが、大半の塾生は粘り強く続けることを惜しまない努力型の人たちです。地方から努力で英語の実力を身に付けた自分だからこそ、彼ら、彼女たちの葛藤、苦しみに共感できると自負しております。今年の全統高テストでもより高みを目指して頑張って欲しいです!