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第2回英語プレテスト結果発表!

Apr. 06, 2019 英語テスト

大学入試センターが昨年11月に実施した第2回プレテストの結果を発表しました。この2度目のサンプルテストを最後にセンターは作問活動に入りましたが、結果分析と共に出された「共通テスト実施に向けた方向性」がセンターの2020年度実施の本試験に向けての基本方針となります。注目の英語平均点は、
①筆記(リーディング):51/100点
②リスニング:59/100点 でした。
第2回プレテスト英語の合計平均点は110点と今年のセンター英語(124点)より大幅に下がりました。参考までに記述式が追加された数学IA・IIBの平均点が26/100点および36/100点、国語も90/200点と新形式で実施された科目の平均点も暴落しました。共通テスト第1期生の高2の皆さん、今から準備を始めなくて大丈夫ですか?

高校や大手塾の先生の中には「2次記述対策をしていれば1次マークの標準的な問題は解ける」と記述のプリントばかりやらせる方がいますが、中四国の医学科に関しては広島医の理科重視方式を除きほぼセンター重視の配点です。現にT予備校は一次マーク試験に特化し今年も100名以上の国立医学科合格と、現役時代センター対策が足らなかった浪人生を再生しています。新形式の思考型問題が増え過去問も存在しない共通テストでは今まで以上に「傾向と対策」が要されるでしょう。

大学入試センターの表明した2020年度本テストに向けての方針としては、
①英語筆記(リーディング)
★センター試験で出題されていた「発音、アクセント、語句整序」問題は出題せず、全て「読む力を把握する」リーディングのテストとする。
★高校の授業において、生徒が読む題材や言語活動を多様化させてほしいというメッセージを込めて日常生活に関連した題材、時事問題など多様な実用的題材を用いる。
②英語リスニング
★センター英語の「2回読み」リスニング問題に加え、「1回読み」の問題も導入する。
★日本ではアメリカの標準的な発音による指導を行ってきたが、アメリカ英語以外の読み上げ(イギリス人や英語を母語としない人による読み上げ)も導入する。
★リスニングとリーディングの配点は100点ずつの均等にする。

新共通テスト英語の方針が明確になってきましたね。要するに、
◎知識偏重、小手先のテクニックに走る傾向にあった受験英語から脱皮して欲しい。
◎授業でも多くの英語に触れる多様な言語活動を行い生徒の「英語を使う」意識を高めて欲しいという文科省の英語運用力向上への想いが表れているのではないでしょうか。

スーパーイングリッシュでは「英語はスキルであり、より多様な体験を通じて身につけることができる」という信念に基づき、過去問のない大学入学共通テストに向け多様なマルチメディア教材を用い、生徒さんが英語を読み聴きするのに「わくわく」するようなライブ授業を心掛けています。新型英語4技能塾スーパーイングリッシュにご参加下さい!