手ごわい文部科学大臣就任!?
2020年度の大学入試改革まであと1年半を切る中、大学入学共通テスト、特に英語では民間試験の導入について各方面から反対意見が上がっています。
全国高等学校長会(全高長):
文科省に対して英語民間試験の2020年度入試導入延期も含めた活用見直しを要望
高校生や教員:
約200人が文部科学省の前で大学入学共通テスト中止を求める抗議デモ
日本外国語教育改善協議会:
文科省に対して英語の民間試験活用に反対する意見書を提出
東北大学・北海道大学:
「初年度は英語民間試験を利用しない」と発表。その理由として東北大は、同大受験者は公立高校出身者が多く、地方からのセンター試験受験のためにバスや宿泊先を手配している学校も多い。経済的に恵まれているとは言えない生徒に英語民間試験で更なる負担を一律に強いることは妥当ではないからとしている。
今回の内閣改造で文科大臣に就任した萩生田元内閣官房副長官は「安倍首相が白と言えば黒でも白と言うほど忠誠心が厚い」側近中の側近です。岡山の加計学園が社会問題となった岡山理大獣医学部設置問題でもメディアを敵にまわして安倍首相を擁護し続けてていました。
強硬派の萩生田氏が文科大臣に就任し、これまで以上にお上の言うことに逆らえないムードになってきました。民間試験の中で最大の受験者数が予想される新英検2020の予約申込もいよいよ今週開始されます。
初閣議後の記者会見で萩生田新文科相は大学入学共通テストでの民間試験の活用については「グローバル化が進展する中、英語のコミュニケーション能力の向上が求められており、それに対する新しい試験制度が必要だ。」「見直しや廃止は大きな混乱になるので、予定通り実施を前提に全力を挙げていきたい。」と実施延期を求める全高長などの要望には応じない構えを明確にしました。ゴリ押しが得意な新大臣を迎え文科省は英語民間試験導入を強行突破する構えです。
スーパーイングリッシュでは圧倒的な英語力を持つ講師が、新入試英語のポイントはリスニング力&長文速読力と早くから見抜き、英語民間試験が骨抜きにされようと、どういう方向に進もうと、生徒さんの1次マーク英語の得点力を高めるアウトプット演習に徹してします。是非ご参加下さい!