予備校・塾業界の不可思議?
再来年の大学入試英語改革で地方における英語戦死者を1人でも救いたいと使命感を持って大学入学共通テスト対策塾を始めた講師ですが、これまで予備校・塾業界を客観的に見てきて不思議に思っていたことがいくつかあります。
①講師の学歴を公表しない
学歴ビジネスを生業としながら講師の学歴を公開しない予備校・塾が多い(特に地方では)。偏差値の高い学校に合格しろ!と激を飛ばす指導者自身が挑戦した経験がないのに、生徒には高い山を目指せ!とかよく言えるなと思います。
②自分が出来ることと教えることは違うと主張する
よほど教える技術に自信があるのでしょうね。でも、そういう先生に限って自身の学歴非公開なので自己矛盾を感じます。何十年も対策尽くされたセンター英語は有名参考書をなぞれば誰でもある程度は教えられたと思います。しかし、過去問もなく実用英語にシフトする共通テストは高い英語運用力がないと難しいでしょう。本当に自分が解けなくても生徒に教えられるのでしょうか?
③大学受験と中高受験をごちゃまぜにしている
英語においては範囲のある高校受験と無限のフロンティアで勝負する大学受験とでは異なる戦いとなります。素晴らしい中高合格実績を誇る大手塾の難関大学合格者数がガクッと減るのは、大学入試レベルを教えられる人材不足では?
地方国立大の学生さんは都会の大学生と比べ世界中どこでも生きていけるようなAnywhere型の人とコミュニケーションすることが苦手だと言われています。現に就職難易度トップの総合商社などでは地方大出身者が採用されることは稀です。これからは文系・理系を問わずグローバルな人材が求められる時代、スーパーイングリッシュでは世界を歩いてきた講師が教養主義のアクティブ授業で生徒さんに自らのリアルな英語体験も伝えていきたいと思います。