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英検は大学入試に必要なのか?

Dec. 19, 2021 英語テスト

塾生からも時々聞かれるのですが、英検は大学受験に向けてどの程度必要なのでしょうか?
国公立大受験の場合は英検は必ずしも必要ではないと思います。特に英検準1級以上は要求される語彙が大学入試にはオーバーワーク気味となるからです。但し、学年が進む過程で到達度をチェックするツールとしては有効です。一方、私立大の文系志望の人は英検を取った方がいいです。英検取得者が有利になる制度が私立大には多いからです。

では、難関大学志望の場合、どの時期にどの級を取っておけばよいのでしょうか?
小学校:英検2級取得が上位レベルで下位の目安は3級あたり
中学生:英検準1級取得が上位レベルで下位の目安は準2級あたり
高2の夏以降は入試対策で英検どころではありません。まずは共通テスト模試で8割以上を安定して取れるようなりましょう。但し、英検準1級合格で共テ英語みなし満点制度がある広島医などの志望者は別です。広島学院・ND清心など広島医いのち!の高校は高3までに準1級合格させ、英検無しの共テ受験者より40点近いアドバンテージを持たせてきます。

英語も含め共通テストの問題は3種類に分かれます。まずはセンター試験で主流だった①知識系の問題、やるほど伸ばすことができ努力が報われる問題です。次に②いくつかの知識を組み合わせて答えを導き出さなければならない問題、そして ③情報処理が必要な問題となります。

②と③がセンター試験と比べ高得点が取れなくなった思考力テストの根幹です。 これらは基礎学力であり小さい頃から学習してきた積み重ねの部分で、人によっては高校から訓練しても伸ばすことが困難です。過酷な中学受験を勝ち抜いてきた人は学習ポテンシャルが高く伸び方が違ってきます。共通テストが初めて導入された今春、東大など難関大の現役合格者数を増やせたのは都会の難関中高一貫校ばかりでした。

地方の純ジャパの生徒をみてきて、英語は才能というよりも早期から始めた方が有利に働く感はあります。一方、附属中卒の生徒が公立中卒の生徒と比べ必ずしも英語力の点で有意差があるかと言われれば、それほど差はないと思います。英語が好きな塾生が余力で英検準1級に合格していますが2人とも公立中出身です。

当塾では実戦演習を通じて本来的な英語力をつけてもらいます。頭をフル回転して問題に挑んだ生徒さんは、授業が終わる度に達成感を感じるでしょう。講義に受け身で参加するのとは異なるアクティブ授業です。これは少人数クラスでないと学習効果が上がりません。

伝統校の生徒さんが最後のメジャー模試だった第3回駿台ベネッセ共テ模試の英語でまたもや200点満点を取ってくれました♪3年目にして大学入試英語をほぼ完成した生徒さんを育てることができ感慨深いです。精読・訳文重視で単語も毎日鍛えてくれる岡山朝日高と速読・リスニング・自由英作文重視の当塾は相互補完が効いて相性抜群です。

おかげ様で3月開始の新年度クラスはほぼ満席ですが、金曜17時~19時のクラスに来ていただける新高2(現高1)生を1名のみ募集します。国立医学科を目指す岡山朝日の男子くん2名と一緒のクラスになります。どうぞよろしくお願いいたします!