センター英語=共通テスト英語なのか?
Dec. 15, 2019
英語テスト
高校や大手塾の先生の中には共通テストも大学入試センターが作るので、センター試験=(センターが作る)共通テストと混同している方が多いようですが、英語に関しては似て非なるテストです。センター英語から引き継がれる問題は第4問のグラフ・広告問題と第6問の論説文ぐらいで配点にすればリスニングと合わせて3割ぐらいか類似問題は残らず、残り約7割は新しい形式の問題となります。勉強不足の先生方もご自身で問題解いてから言って下さいね。
また、全て4択で正答が1つのみだったセンター英語とは異なり「全部正解のみ」「過不足なく正答のみ」で部分点をくれない問題が3割近く新設され、消去法のテクニックだけでは得点できなくしています。センター英語は平均点6割目標で設計されていたのに対し共通テストは平均5割目標で満点阻止問題も増えましたので平均点はかなり下がるでしょう。
灘高や駿台お茶の水校(東大専門学舎)の先生が「うちの生徒は共通テストに代わっても全く問題ない」と言うのはわかりますが、自称進学校や地方の進学塾の先生が「普段通りやっていれば大丈夫」と言い切るのはいかがなものでしょうか?数学IAや物理などの理系科目も太郎さんと花子さんの会話文から出題されるなど、PISAで高校生の読解力低下が危惧される中、問題を読み解くことができずセンター試験から各科目とも平均点が低下することも予想されます。
当塾ではできるだけ生徒さんに考えさせ、自ら答えをアウトプットしてもらう指導を行います。思考力がセンター試験以上に問われる共通テストでは従来の答えを渡す集団授業ではあまり効果が出ません。共通テスト英語模試を誰よりも多く解き、徹底分析した講師が、解き方だけではなく攻め方を指導する少人数制アクティブラーニングを体験下さい!